ロシア語学習法
ロシア語学習の基本
ロシア語学習の初心者はまず、ロシア語の複雑さにびっくりすると思います。
たいていのロシア語学習者は、はじめにロシア語がどんな言語で、どんな文法構造なのかを調べてから学習に入りません。
恐らく何も知らずに、大学の第二外国語でロシア語を選んだり、仕事上必要になったり、なんとなく、ロシア語に興味を持ったからという理由でロシア語を学習し始めたことでしょう。
それも知らぬが仏。
はじめはロシア語の文法が難しいという事はわからないかもしれません。
おそらくロシア語学習の本当の難しさは3ヶ月程してから初めて理解されることでしょう。
ロシア語学習の最大の難所
ロシア語を1ヶ月も学習すれば、ロシア語が非常に変化の激しい言語であることが分かると思います。
特に動詞と名詞がそれぞれの主語、時制、文章内での役割によって、何種類にも変化することを知るとかなりびっくりすると思います。
変化するだけではなく、実際にそれらを記憶して、使い始めると、その学習の困難さが分かると思われます。
これが3ヶ月目くらいに相当します。
つまり覚える文法が多すぎるのに対し、それを使うだけのロシア語学習の時間が取れないのです
オススメのロシア語学習テキスト
お勧めとしては、難しいロシア語の文法書で学習を始めないことです。
具体的には、あえて、すべての文法を説明していないくらいのいさぎのよい、文法書やテキストを探してきて、最重要な文法のみ、先に覚えるという学習法です。
ただ、そのようなテキストはほとんどありませんが
(^_^;)
お薦めのロシア語学習法
そしてロシア語の文法についてはなるべく考えないで、とにかく話すことをロシア語学習の基本にするといいでしょう。
ロシア語を話すような機会がないなら、あまり深く文法をつきつめないで、ロシア語の雰囲気をなんとなくつかむくらいの気持ちで、いろいろなロシア語を聞くことをお薦めします。
ロシアンジョークでロシア語学習
その意味でロシアンジョークでのロシア語学習は、かなり初心者に向いていると思われます。
ロシア人は非常にジョークの好きな民族で、ロシアンジョークは大体3行から5行で終わる、簡単なものが多いです。
ですから、ロシア語学習はロシアンジョークを適当に聞いてニヤニヤ笑いながら、適当に済ますのがいいと思います。
あまりつきつめると長続きせず、どこかで挫折してしまいますよ
大学でのロシア語学習
しかしながら、人によっては、どうしてもロシア語の学習を文法から始めなければいけない人もいるでしょう。
これは困ったものです。
特に大学などの短い講義時間中にロシア語を学習しようとすると、どうしても文法の説明中心になりがちで、実際に文法を使って、動詞や名詞の変化(格変化)がどうなるのか、試す時間はほとんどありません。
文法の例文もその応用例も限られているのに、次から次へと難しい文法をまる覚えすることになるかもしれません。
この場合、私がお勧めするのは、格変化を表のようなものであまり覚えないということです。
格変化表は折に触れて見れるようにしておき、あくまで、確認するために見るという程度に抑えます。
そして、会話や、重要な表現に頻出するような変化を重点的に押さえ、使えるようになっていくということです。
格変化表は必須です。しかし、これをすべて覚えてかつ、利用できるようになるにはゆうに1年はかかります。それも毎日欠かさずロシア語学習を重ね、会話を重ねて、初めて1年で出来ると言うようなレベルです。
ですから、ほとんどの方には、格変化の一部だけを学習すれば、いいのではないかと思います。(もちろんテストではこの限りではありません)
ロシア語学習のはじめの関門
多くのロシア語学習者が始めに躓くのは、動詞の変化でしょう。
基本動詞の変化さえなんとか学習し終われば、ロシア語はなんとなくかたちになります。
ですがそれが難しかったりするのです。
とくに基本となる「行く」を表す単語の変化が複雑であったり、
完了形と不完了形をいちいち使い分けるという感覚が始めは分からないと思います。
これも、あまり文法にがちがちにこだわると、ロシア語が面白くなくなってしまうので、適当に学習したほうがいいと思うのですが、日本人はそれが苦手なんですよね。
とりあえず、主語がЯ、Ты、Выの時の活用だけを自然に出来るように努力するというのはどうでしょう。
それだけで、約半分の動詞の活用を覚えなくても良くなるので、
この学習法ならあなたも意外に楽な気持ちで出来るのではないでしょうか。
先に「私」と「あなた」を中心に覚えるのは、実際に初心者が、ほんとうにロシア語を使う危害があると、多くの場合、会話で使うのがこの二つだからです。
確かに大学や教室で学習をすると、「先生は〜」ということを言いたくなることがありますし、ロシア語の学習ですから、先生も当然「彼は」「彼女は」という変化を覚えさせたくなります。
しかし、実際の会話では1人称と2人称がほとんどをしめ、3人称を使うのはまれです。なので、あなたが許せる範囲で、「適当に」学習をしてはどうでしょうか。
(当然ロシア語を試験のために覚える場合にはこれに当たりません)
ロシア語の格変化学習法
ロシア語初心者のかたなら、まずは、動詞の目的語にあたる、対格と、前置詞と一対で覚える、前置格を中心に覚えることをお勧めします。
とりあえず、この2つがもっとも使用されるので、この2つを中心に覚え、残りの変化は捨てても構わないと思います。
さらに、ロシア語は形容詞も格変化してしまいますが、とりあえずは、名詞を正しく格変化できるようになり、形容詞は後回しで、適当でもいいでしょう。
ロシア語学習を「適当」にやってくれる環境に出会えるといいですね。
ロシア語学習は続けることが大事
とにかくロシア語学習は文法で躓きやすいので、長い目で見て、あまり自分に過酷にならずに、ゆっくりと長期間続けるべきです。
3ヶ月程度でロシア語学習の成果を得ようとすると、どうしても学習がハードになり、気持ちをすり減らします。
それなら少々学習が遅くなっても、間違えながら、会話を楽しむというスタンスのほうが、結局は長く学習を続けられて、1年、2年後、あなたの同僚や同級生がやめてしまった後でも、ロシア語学習を続けたがために、上達しているということはよくあることです。
私たちのロシア語教室でも、ゆっくりと長い時間をかけて少しずつ、楽しく学習していらっしゃる生徒様のほうが、結局は先にうまくなっているという事はよくあります。
ぜひ、あまり文法を気にせずに、楽しんでロシア語学習を続けて欲しいと思います。
楽しくしあわせにロシア語学習が出来ます
話せるオンラインはロシア語の文法の難しさをよく理解しているので、会話を中心にすえた楽しい授業を目指しています。
テキストも授業内容もシステムもすべて文法が中心ではなく、会話を中心とし、
授業内容も、あなたが主体的に考えないと話せないようなシステムになっています。
(つまりまる覚えする所がほとんどありません)
さらにロシア語会話を続ける時に、会話の内容が、あなたの日常的な話題に沿うように様々な工夫がされています。
例えば、家族の話題や、子供の話、会社の業務の内容やひとりひとりの趣味を丁寧に聞き出し、授業でその話題を中心に学習していきます。
なぜ日常的な話題を中心にロシア語で学習するのか
なぜ、日常的な話題をもとにロシア語を学習するかというと、ほんとうに使えるロシア語というのは、やはりその人が普段日本語で話したり、していることをそのままロシア語で会話出来るようになることだからです。
あなたがロシアに行ったとしても、ロシア人にあったとしても、結局はあなた個人の話題、会社の業務内容、家族の話などをロシア語で話すのです
あなたが伝えたいことを伝えられることに主眼を置いているので、一人ひとりの学習内容は非常に自由度が高く、とにかく楽しく学習を続けられます。
自分の話をすることが楽しくないはずないですよね。
結果としてあなたのロシア語力は1年後見違えるようになっているでしょう。
一体どんなテキストやシステムがあなたのロシア語学習を楽しくするのか。
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